パネル式フトンカゴ

パネル式フトンカゴは、角形じゃかご(ふとんかご)の改良型で、工場にて金網を取り付け、パネル状にしたかごです。内張りネットを使用することで中詰材を土にすることができ植生することができる二重フトンカゴもあります。

◎パネル式フトンカゴについて

特徴

(1)
結合コイルを使うため、前途のふとんかごに比べて、施工現場にて簡単にい結合コイルで箱状に組み立てることができる
(2)
仮枠を利用することにより、中詰め材の投入を機械でできる

用途例

・法覆工、根固め工、すり付け工、水制工、床止め工、ドレーン工、裏込め工、土留工

展開図

組立完了図

組立手順

 (1) 箱折りに、たたまれたカゴ本体の各パネルを起こし、

   高さ側閉合わせコイルで、4隅辺をそれぞれ縫合します。

 (2) 引寄ロッドを組付けてから詰石をします。

 (3) 蓋網をかぶせて、幅側、長さ側各閉合わせコイルで

   4周辺をそれぞれ縫合します。

 

◎パネル式二重フトンカゴについて

パネル式ふとんかごの内部に、内張り用資材(内張りネット、養生シート、内張り金網など)を取り付けたかごです。

特徴

(1)
中詰材に、小さい粒径や現地発生材などを使用できる
(2)
養生シートまたは養生土のうを使うことにより、計画的な緑化が可能
(3)
控補強線を50cmピッチに使用することにより、かごのハラミを防止できる
(4)
仮枠をしようすることにより、中詰め材の投入を機械でできる

用途例

・河川工事・・・法覆工、土留工

製品の標準規格

組立方